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12月22日の冬至に想うあるブログ

7時前になって、ようやく日が昇る。この時期は、もっとも夜明けが遅いのだが、早起き生活をしない人は、眠っているわけで、朝の微妙な変化に無関心である。この時期ほど、季節の移ろいを鮮烈に感じることはない。私は「慢性的時差ボケ」と揶揄(やゆ)されるのだが、夜明け前に目覚める生活を続けていると、日の出の時間に敏感になる。今週は「冬至」である。普通の生活をしている人でも、「冬至」くらいは、気に留めるかもしれないけれど、「冬至」こそ、春の始まりだと、「ゆず湯」につかって、来し方、行く末まで考え込む人は少ない。「冬至」の夜だけは、酒席の後でも、家に戻ると、まず、湯船にゆずを浮かべて、さしたることでもないのだが、長い時間、”迷想”に耽(ふけ)る。厳しい寒さは、「これから」なのだが、冬至を境に、夜明けが、一気に早まる。私にとって、「冬至」こそ、新しい年の始まりである。
子供の頃から、「怠惰」のレッテルを貼られていた。夜明け前に起きることだけが、ほんとうは、「怠惰ではないのだ」という、ひそかな抵抗だったのだが、夜明け前に起き出しても、ぼんやりしているか、好きな本を読んでいるだけで、目覚めてベッドから抜け出す時間が早いだけ、その程度の、評価しか受けなかったようだ。年を取るに従って、起きる時間が少しずつ早くなって、ここ10年ほどで、午前4時起床が、午前3時になった。1時間ほど、勤勉になったのだと、訳のわからないことを呟(つぶや)いている。目覚めて珈琲(コーヒー)を淹(い)れ、ぼんやりしていることに変わりはない。その1時間も、朝の長湯が、より長くなるだけのことである。それでも、世の中が夜の沈黙にあるときに、ベッドを抜け出し、防寒着を着込んで、机に向かっている行為だけで、いささかの努力はしようという気持ちを、具体的な生活スタイルとして維持していることで、ちいさな自己満足を得ているのである。
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